【映画】雨の午後の降霊祭

日曜日、定例の友人宅でDVDを鑑賞した。
1964年イギリス、ブライアン・フォーブス監督作品。
後年、黒沢清が『降霊 KOUREI』としてリメイクしているそうだ。

日曜日に降霊会を営む狂気の妻と気が弱い平凡な旦那という熟年夫婦のサスペンス。

"降霊師として有名になりたいと願う妻は嫌がる旦那に身代金誘拐事件の計画を持ちかけ実行させる。妻の目的は身代金ではなく、降霊会で誘拐した娘の居場所と身代金の在処を言い当て有名になることにあった。日曜日の降霊会に誘拐された娘を見つけるために母親が現れ、またとない機会を得たことに妻は驚喜する。"

モノクロの映像がとても美しい作品。この気弱な旦那を演じているリチャード・アッテンボローの演技が最高に良い。時々垣間見える妻の狂気に彼は翻弄され続ける。略取の実行や身代金の受取に不本意ながら駆り出されて行く男の姿には妻への愛の表れなのか、どこか悲哀を感じさせる。サスペンスにありがちな途中退屈とも言えようか(寝てたなぁ)、クライマックスは息をのむ良い演出。最後のセリフに男の懐を見た。

yuji at 2006 11/29 05:30:15

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